我が家には巨大な牛の床革が、数年前に購入したまま放置されております。

床革とは、牛革の銀面(おもて面)を必要な厚さに剥ぎ取った後の残りですので、面が荒く柔らかな素材です(その分の値段は格安)。強度も銀面に比べて弱いので製作するアイテムは自ずと限られてきます。

トートバッグでも作ろうかとも思いましたが、恐らく自分はおろか家族さえも使ってもらえないような予感がします(^◇^;)

床革で色々と調べてみたところ、焚き火などで使用される耐熱グローブは床革でできてるようです。

そうとなれば、作らずにはおられません‼︎

キャンプにも使えて、一石二鳥です。
グローブを製作するにあたって、まず型紙を準備します。(さすがの私も、自分の手形を紙に描いて作るなんてことはしません(^◇^;)

「手袋、型紙」で検索すると、でぃあこす様のページが出てきます。
(是非拡散してくれと書いてあったので、URL貼っときます)

手袋どころか多数の自作の型紙を公開されておりますので、ここから型紙を拝借しました。

パソコンは持ってないので型紙をスマホにダウンロードして、プリンターにwifi接続して印刷しました。
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この型紙を切り取って、
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銀ペンで革に転写
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カッターで切り出し、
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親指を縫い付けて、
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完成!

と思いきや、、、

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おもて裏にして縫い合わせたあと、糸が表に出ない様(縫い目が裏になる様)、ひっくり返すのですが、革が厚すぎてひっくり返りません!無理矢理に割り箸を突っ込んでやってみたら、穴が空いちゃいました(^◇^;)

気を取り直して、デザイン変更!

5本指で作ると、一本ずつの内径が狭くなってひっくり返せないと判断し、人差し指と中指、薬指と小指をそれぞれワンペアにした変わった形にしてみました。

完成!
と思いきや、、、、またもや、、、

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何ぢゃーこりゃ? 何のオブジェか?


やっぱりおもて裏をひっくり返せない!
水に浸して柔らかくしてみまけどダメでした。

ショック! 手縫いなので縫うだけでそれなりに手間と時間が掛かってます。しかも擦れに強いシニュー糸を使ったのですが、糸を撚るのにも手間がかかってます。

床革と言えど結構厚くて硬い革だったので、耐熱性には良いと思いましたが……

自分の計画性の無さを反省しつつ……
次作を計画中!

まだまだ諦めませんよ!


デカ過ぎ床革
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グローブ何枚作れるんだろう?