「なたとのこ 」
平仮名で書かれると何の事だか分かりませんが、
先頭に「あ」を入れると、
あなたとのこ、、
「アナタとの子」。
うーん⁈ 何だか意味深?
で⁈「なたとのこ」とは!↓
キャンプデビュー時に、かまどグリルB5に薪をくべて焚き火をしましたが、薪が長く、燃えていくにつれ、上からこぼれ落ちるのを拾ってまた投入すると言う行為に難儀しました。
「なたとのこ」があれば、適当な長さに切って、更に縦割りにして小さくする事も出来そうです。
試しに使ってみると、肝心の切れ味はアマゾン レビュー通り満足できるものでした。しかも、格安の値段にも関わらずベルトに掛けられる収納ケースが付属しており、更にこのケースには分かりやすく「なたとのこ」書いてくれてます!
アマゾンレビュー見ると、この表記については賛否両論ありますが、
僕的には、全然カッコいいよ!
なんだか、肩肘張ってない感が大人の余裕を感じさせてくれます(^。^)
しかしながら、レザークラフトを嗜む身としては、ここに革を巻かずにはおれません!
と言うわけで、やってみました!
「なたとのこ」 レザークラフトでカスタム化
最初は、ただ単に革を巻くだけにしようかと思ってましたが、付属のケースの欠点を何とかしようと思います。
①「なたとのこ」を収納時、カタカタと安っぽい音がする。
②ズボンのベルトに取り付ける場合、一旦ベルトを外さないとケースの輪っかに通せない。
③ベルトループには簡単に装着できるが、マジックテープでの固定なので結構重いので落下しそう。
④「なたとのこ」がケースから脱落しない様、柄の部分に取り付けるベルトがバックル式なので、脱着しにくい (③とは逆でマジックテープでもいいのでは?)
などと、妄想が広がり結構手間のかかる仕様となっちゃいました。
まずは、思い切ってケースを分解します!
早速ここで、ノコギリが活躍します(^_^)
取り敢えず三分割しました。
3つのうち主に必要なものは真ん中の部分だけです。ここは「なたとのこ 」を収納する入り口の部品です。右端のベルトが金具で固定されてたので100均の金切りノコで切り離しました。傷だらけになったけど見えなくなる部分なので気にしない、気にしない。(ふと思ったけど、気にしないを2回続けるのはある世代だけという…(^^;;
【使用した革】
今回は2種類の革を使います。いずれもタンニンなめしの革で厚みが約4.5mmある硬めの革です。
こげ茶の革はギン面(表)がきれい過ぎて個人的にあまり好きで無いので、使う時はいつもトコ面(裏)を表として制作しています。
薄茶の革は染めてない所謂ヌメ革です。血筋や虫刺され跡、シワなどがある革ですが、綺麗な革よりむしろ味があって個人的にこういう革の方が好きです。しかも綺麗な革より少し安いので願ったりかなったりです。
好みの問題ではありますが、この辺は自作のメリットと言うか、醍醐味です。
上の写真に分割したケースの入り口の部品が写ってますが、これは側面に穴を開け、革と貫通させネジで固定して脱落防止としてます。ついでに元々ケースに付いていたベルトも切り取って再利用しました。
上の写真の様なベルトを大小1つずつ作ってベルト通しと、「なたとのこ 」のグリップを固定するベルトにしました。敢えてバックルにせずに、ジャンパーホックにして脱着しやすくしてました。
バックル付きのベルトを作って、
裏はこんな感じに、
一応言い訳しとくと、型紙も作らず現物合わせで作るとこうなります。と言う悪い例です。
後から考えると、手間はかかってもちゃんと型紙は作った方が良かったかなー?
まぁー裏側なので気にしない、気にしない! (また言ってしまった、最近ドコモのスマホのCMが耳についてしまって.…(^◇^;)
最後に一番のポイント!
ケースを更に切り刻みます。
(見ようによっては少しグロい (^◇^;)
これを埋め込んだ時点では、失敗だったかな?と半信半疑でしたが……
…
【完成!】
いかがでしょう?
燦然と輝く、なたとのこのロゴ!
無骨になりがちな革のケースに、一服の清涼感と申しましょうか? 優しさと申しましょうか?
大地の恵みや世界平和までも感じ取れることと思います☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
取り付けた2箇所のベルトは、この様に使います。
自撮りしてみたけど、自分で撮っておきながら、ポーズが西部劇のガンマンみたいで、何だか恥ずかしい…
「カッコいい???」
「中二病っぽい!? 」
やってはみたものの、結構重いのでこの様な使い方はあまりしないような気がします。(一応、真ん中のベルトは脱着可能です)
ついでに、カヤックを作りかけた時に使わずそのままになっていた塗料で、持ち手を塗装してみましたが、いまいち満足いく結果ではなかったので、近々やり直す事とします。
最後に…
ご意見、ご感想などをコメント欄に頂けるとモチベーションが上がるかも… 友達が少ないもんで…
では、また!
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